マクロビ松風焼き画像

Recipe レシピ

【マクロビおせち】定番、松風焼きをソイミートで!~ソイミートの選び方とおいしいつくり方~


最近ではスーパーでも手に入るようになったソイミート。おいしい!、大好きという声もある一方、自分で調理するとお店で食べたみたいにおいしくつくれない….という声もよく耳にします。

ソイミートを調理する際、おいいしくいただくにはちょっとした「コツ」が必要になります。ソイミートは下処理の仕方によっておいしさに大きく違いがうまれますし、もちろん各製品によって味や食感も異なります。

今回は、ソイミートの選び方からおいしくいただく下処理方法、そしてソイミートでつくるマクロビおせち、お正月定番の「松風焼き」のレシピをご紹介します。まるで、お肉のようなボリュームあるひと品です。

お正月料理以外のレシピにもアレンジできるので、ぜひ普段のおかずとしてもお楽しみください。

ソイミートの魅力

ソイミート画像
photo AC

ソイミートは、さまざまな料理に肉の代用品として活用できます。肉のようなしっかりとしたコクや旨味は感じられませんが、ソイミートならではの魅力がいっぱいです。

  • 油分、カロリーが少ない、コレステロールを含まない
    大豆やその他の豆、穀類が原料となっているため、肉と比べ油分が少なく、カロリーも大幅にカットすることができます。また、コレステロールも含まないため、日常的に動物性の食事が多めの方におすすめです。
  • 大豆の栄養が手軽にとれる
    ソイミートの主原料は、大豆です。大豆は高タンパクで、ミネラルや食物繊維、ビタミンも含む栄養満点の食材の一つです。大豆は、茹で豆を使う以外、納豆や豆腐としていただくことが一般的ですが、ソイミートも水でもどしてすぐに使えます。手軽に大豆を取り入れることができます。
  • 高タンパク食を手軽にとれる
    ビーガンなどの植物性が中心の食事の場合、たんぱく質が不足しやすくなります。炒め物、煮物にソイミートを加えるだけで、たんぱく質をしっかり補うことができます。
  • 長期の保存ができる
    肉は長期保存ができず、食べきれないときは冷凍をするしかありません。ソイミートは、乾燥や缶詰の状態のため、長期保存することができます。買いものに行けないというようなときも、買い置きしておけば安心です。
  • お料理にボリュームが出る
    野菜料理が中心になりますと、どうしても全体的にボリュームが出づらくなります。そんなときソイミートを活用すると、「副菜」としての料理も「主役」のひと品として楽しむことができます。見た目、食べ応え、どちらもしっかりとボリュームアップすることができます。

ソイミートの選び方のポイント

ソイミート唐揚げ画像
photo AC

このように、多くの利点をもつソイミート、現在は各社からさまざまなタイプの製品が出ています。そえぞれの用途に合わせ、適したものを選びましょう。

ソイミートの選び方~乾物 or 缶詰~

乾燥タイプ、缶詰やレトルトパウチタイプの、大きく分けて2種類のものがあります。

乾燥タイプは、水に戻してしぼるなどちょっとした手間がかかるのに対し、缶詰やレトルトはすぐにつかうことができます。

缶詰は便利という一方、すでに味付けされているものも多いため、風味が独特であったり、余計な添加物をとってしまう心配があります。購入の際は、表示を注意し選んでくださいね。

ソイミートの選び方~大豆100% or その他混ざっている~

ソイミートには大豆100%でつくられたものと、大豆以外の原料が混ざったものがあります。味の好みにもよりますが、大豆100%のものの方が大豆の旨味がしっかり感じられます。

他の豆類や穀類が入ったものは、より味が淡白です。(大豆と玄米でつくられたものは、大豆100%の製品とほとんど変わりません)

味の違いがある他、大豆100%のものは形がくずれやすい製品が多く、混ざっているタイプはくずれづらく、しっかりとしたものが多いです。たとえば、唐揚げに使用するときには、形がくずれにくいものを選ぶのがおすすめです。

ソイミートの選び方~用途に合わせた形を選ぶ~

ソイミートミンチ画像
photo AC

ソイミートは各メーカーが精肉の形に合わせ、さまざまな形状のものを販売しています。ひき肉タイプ、スライス(フィレ)肉タイプ、ブロックタイプ、手羽タイプやシート状のものもあります。豊富な肉料理の代用品としてアレンジできるため、大変便利です。

ソイミートをおいしくいただく下処理方法

ソイミート画像2
photo AC

ソイミートを調理する際は、大豆や乾物特有の香りをできるだけ少なくするため、丁寧に下処理をすることがおいしさの「鍵」になります。

  • 戻したら水の交換をする
    ソイミートは、乾物特有の臭みをぬくために、水をかえる作業を必ず行います。もどしたら水を捨て、新しい水をそそぎ、やさしく押し洗いし、水を捨てます。この作業を2~3回繰り返します。
  • よく水気をしぼる
    よく水気をしぼることで、旨味が入りやすくすることもポイントです。しぼり方があまいと、調味料が薄まってしまい、おいしくつくれません。

おいしく調理するためのポイント

下処理後、調理をする際にも肉とは異なった調理のコツが必要になります。

  • 味付けはしっかり目に
    ソイミートは、スポンジのような状態です。下味をつけずに調理をはじめてしまうと、ぼやけた味に仕上がってしまいます。基本は、濃いめに感じる程度のつけ汁に浸し、下味をつけ調理しましょう。

    また、肉と違いすぐに味が染み込みます。つけ汁に馴染ませた後すぐに調理できます。

  • 下味にひと工夫する
    たとえば、肉のように、「醤油、みりん、酒」のみで味付けすると、風味があっさりとしがちです。下味をつける際、昆布だし(面倒なときは粉末を混ぜるなど)の出汁を必ず入れてください。

    また、生姜のすりおろしを入れると、大豆っぽさがおさえられ、肉のような味わいになります。

  • 揚げ物、炒め料理、焼き料理は粉をはたいて
    肉炒め、肉のソテー、回鍋肉、唐揚げなどの、「揚げる、炒める、焼く」の調理のときは、下味をつけたあと粉を薄くまぶします。そうすることで、肉の表面に膜ができ、食感や味がしっかり保たれます。フライパンにこびりつくことも少なくなります。

    小麦粉、米粉、葛粉(片栗粉で代用も可)など、好みの粉をつかってください。葛粉や片栗粉を薄くまぶした場合、炒めたり焼いたりすると、適度なツヤが出るため、見た目も肉のようにみえます。最後に少しだけ水分をまわしかけると、よりツヤっとなって粉の白残りも解消されます。

肉野菜炒めのような料理をつくるときには、はじめにソイミートのみで焼き、フライパンから取り出し、その後、同じフライパンで野菜を炒めて、仕上げにソイミートを加えます。すると、とてもおいしい炒め物が完成します。

ソイミートの簡単お正月レシピ

マクロビ松風焼き画像

photo by Yasuko Matsuzaki

ソイミートをつかった簡単な「マクロビオティックおせち」のレシピをご紹介します。

ひき肉タイプ(ミンチタイプ)のソイミートを使用します。手に入らない場合は、かたまりのタイプのものを包丁で細かくきざんでも問題ありません。

ソイミートの松風焼き風

【材料 4~5人分】

・ソイミート40g(乾燥で)
・玉ねぎ   100g(中1/2個)
・干し椎茸 2個
・菜種油  少々
・塩    少々
・レンコン  100g
・醤油   小さじ2
・味噌   小さじ1
・米粉(または葛粉、小麦粉) 大さじ1.5
・お好みで山椒 少々
・飾り用の白ごま、または金ごま、青のりなど 適量

【作り方】

・ソイミートは、3~4分茹でもどしたら、水をかえ、押し洗いを2~3回行い、臭みを抜く。

・よく水気をしぼっておく。干し椎茸は、水に一晩つけ、もどしておく。

・玉ねぎはみじん切り、干し椎茸もみじん切り(石づきもみじん切り)にしておく。

・フライパンに油を熱し、玉ねぎを入れ、ひろげ、薄めにまんべんなく塩をふり、ごく弱火にする。

・余計に動かさずにしんなりとさせたら、上下返すようにやさしく混ぜる。

・全体に火が入ったら一度玉ねぎをフライパンのはしによせ、椎茸を入れ、その上から玉ねぎをかぶせる。
(次に入れる食材を蒸し焼き状にする。)

・椎茸に軽く火が入ったら、やさしく返すように混ぜ、全体に火を入れる。

・ボールに野菜と、もどしたソイミート、レンコン(皮ごと)すりおろし、醤油、味噌、米粉を入れよく混ぜて、クッキングシートに四角く成形する。平らにならして、胡麻を全体にちらす。

・220~230℃のオーブンで10分焼く。

・冷めたら切り分けて、お好みで、青のりなどかざる。

マクロビおせち定番松風焼きをおいしくつくるポイント!

  • レンコンのかためる作用、米粉のかためる作用、両方を混ぜることでなめらかな食感に仕上げます。
  • 味付け、混ぜる野菜をかえるだけで洋風にするなど、他のレシピにもアレンジできます。

    たとえば、塩胡椒とハーブで味付けをしてハンバーグ状に成形。トマトソースをかけたハンバーグもとってもおいしいです。その他、シュウマイや餃子の具材としても、アレンジできます。

これなら、ソイミートもおいしくいただける!そう感じていただけたらうれしいです。
ぜひ、さまざまなひき肉料理の肉の代用品として、日々の料理にお楽しみください。
 
 【VEGESUSHI(ベジ寿司)つくり方】簡単マクロビオティックフィンガーフードレシピ
 
 
身体の内側からキレイになりたい人のきっかけになる!
HACCOBEキャンペーン実施中。
キャンペーン企画バナー
 

ゆったりマクロビ美人食 松崎 恭子
マクロビオティック師範、管理栄養士。
東京・大塚にて毎月50人の生徒さんが通う人気マクロビオティック教室「ゆったりマクロビ美人食教室」を開催 。

マクロビオティックをベースに「体にやさしい&おいしい料理は、誰でも簡単にできる」方法を皆さんにお伝えすべく料理教室、講演、食事栄養コンサルティングにて活動中。


ピックアップ記事

  1. 冷え対策だけじゃない、陰陽五行でみる冬の食養で寒い季節を快適に過ごす方法。
  2. 現代人のほとんどが砂糖中毒?!ドラッグより怖い….あなたは砂糖中毒か…
  3. 【VEGESUSHI(ベジ寿司)つくり方】クリスマスパーティに人気!簡単マクロビ…
  4. 世界最大級オーガニック見本市ビオファ2018年視察レポート
  5. 基本の「昆布だし」とり方と「麺つゆ」の作り方。保存料・添加物無し!ミネラルいっぱ…

関連記事

  1. Recipe レシピ

    持ち寄り、ピクニック、お花見に!大人気のマクロビ「カップ」レシピをご紹介

    パーティや行楽のお弁当、持ち寄りでお料理をつくるとき、何をつくったらい…

  2. Recipe レシピ

    「温め食材」切干大根の旨みたっぷりレシピ。煮物だけじゃない活用レシピと正しい戻し方

    和食でおなじみの食材「切干大根」。価格も手頃ですし、大根の旨みがし…

  3. キャベツ画像
  4. らっきょう甘酢漬け画像

    Recipe レシピ

    初めてでも失敗知らず!白砂糖を使わない「らっきょう甘酢漬け」「味噌漬け」作り方

    5月~6月になると、ひと昔前までは多くの家庭でらっきょうを漬けている光…

  5. Recipe レシピ

    【常備菜・保存食に】鮮やか!にんじんサラダ「キャロットラペ」作り方

    キャロットラペとは、フランスの家庭料理、にんじんのサラダのこと。ラペ(…

  6. 酵素玄米画像1

    Recipe レシピ

    実は簡単!「酵素玄米」をつくろう。美容・ダイエット・腸活におすすめ、酵素玄米の効果とつくり方。

    毎日の食生活で、あなたはどのように「主食」を選んで食べていますか?…

RECOMMENDED COLUMN

  1. 日の出画像
  2. 芽画像
  3. 緑背景画像

HACCOBEキャンペーン企画


Info



READING








HACCOBE COLUMINIST

  • HACCOBE 編集部
  • ゆったりマクロビ美人食 松崎 恭子
  • オーガニック専門家 レムケなつこ
  • 植物療法コンサルタント 井上知佳
  • スピリチュアルカウンセラー 蒼井 聖子
  • ファミリーコーディネーター 加藤由香里
  • 料理家、ローフードベジ料理教室happycheesekitchen 主宰chie
  • ディライトフルデザイナー ディアナ幡司しのぶ
  • 健康ライフコーディネーター 柳樂 いづみ
  • 「マナヨガ」代表 yuuka
  • マスターオーガニックコーディネーター KAERU
  • 体質改善オーガニック料理研究家 楳村郁子
  • パリ在住 パリコレヘアースタイリスト Tsume & トップセラピスト Yuki

RECENT POST

  1. サプリメント画像
  2. 春チューリップ画像
  3. 発酵美学画像




HACCOBE運営企業 株式会社セルアップは、株式会社グローリー・インターナショナル社 Fastzyme(ファストザイム)720㎖の総代理店です。
  1. Fermentation 発酵

    【夏の食養生豆知識】暑い季節こそ「酢」のチカラを上手に取り入れてみませんか?
  2. 花粉症

    Aroma & Herbs 植物療法

    日本人の4人に1人が「花粉症」~今から始める花粉症対策について~
  3. Organic(オーガニック)

    なぜ、オーガニック先進国ドイツでオーガニックがここまで広まったのか。パーソナルベ…
  4. Reading よみもの

    内側の不調をセルフチェック!目の下のクマ、むくみは体の中からのサイン?「望診法」…
  5. Organic(オーガニック)

    意外と知らない「日本茶」残留農薬の実態とオーガニックの真価を気づかせてくれる本物…
PAGE TOP