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おいしさ以上の意味をもつ「身土不二」上手に活用できていますか?健康的な美しさを叶える賢い食べ方とは。


スーパーでは通年置いてあることが当たり前のトマト、きゅうり、ナスやピーマンなど定番のお野菜ですが、やっぱり旬の時期に食べると一段とおいしく感じますよね。

おいしさだけでなく健康や美容においても、旬のものを食べることは大切なポイントになります。

【世間に広がるマクロビオティックの「誤解」と「ホント」】にもあるように、健康・美容食として注目されるマクロビオティックやその他の食事法でつかわれる「身土不二」という言葉は、まさにこの旬を大切にすることと深い関係があります。

旬のものを食べる「身土不二」を食生活の中で意識をするだけで、いつの間にか、健康レベルはあがり、美容効果もあがるという、うれしい効果を期待することもできます。

食材を選び、購入するとき、少し意識をかえてみるだけですぐに取り入れることができます。さらに「身土不二」を実践することは、お財布にもやさしく、環境にもやさしいといういいことづくしなのです。

「身土不二」の実践方法と注意点そして、素晴らしい効果についてご紹介しています。

身土不二とは、なるべく自然に食べること。

「身土不二」という言葉は、マクロビオティックの三大原則または、多くの食事法の基本として健康と美容を気づかう人たちの間で知られるようになってきました。
(マクロビオティックの三大原則は、「身土不二、一物全体、陰陽の調和」です)

「身土不二」とは何か?

身と土は、ふたつに分けられない」ということを意味します。
つまり、その土地のその季節のものを食べること

別のいい方をすると、国産の旬のものを食べることといえます。

マクロビオティックでは「なるべく自然に食べること」を大切にしているため、季節外のものを食べること、遠く離れた気候風土のものを食べることは、「不自然であり心身のバランスを崩す」という基本の考え方があります。

すぐに取り入れられて、美容と健康に効果的!

身土不二を取り入れることは、なぜ健康や美に有効にはたらくのでしょうか?

1. 一番栄養価が高い状態で食べ物をいただくことができる

2. 季節ごとの体質のコントロールが自然とできるようになる

3. 体に負担なもの、不要なものを最小限におさえることができる

など、「なるべく自然に食べること」を実践できその結果、健康的な身体づくりと美しさにつながるのです。

1. 身土不二で栄養満点な食生活へ!

畑では本来、季節のものを育て、収穫する。季節に合った野菜や果物を育てることで、食材はいきいき、元気いっぱい、豊富に栄養をたくわえ、育つことができます。

元気な野菜や果物は、栄養価も高くなります。一方、気候風土が合わない環境で強引に育った作物は、弱々しく、栄養も十分にたくわえることはできません。

旬の栄養価の比較実験では、特にビタミンの量が大きくかわるといわれており、多いものではその栄養価には4~5倍ほど差があります。その理由として、植物にあった光合成の光の量、温度、ストレスの有無などが、ビタミン量に大きくかかわるといわれています。

たとえ同じ野菜であっても、旬のものとそうでないものとでは、おいしさと栄養に大きな差が表れるということが実証されています。

季節のものを食べることは、栄養が満ちた身体づくりへつながることを意味しています。せっかくいただくのですから、一番栄養価が高く、一番おいしい季節に楽しみたいですよね。

2. 身土不二で季節に合った体質にコントロール

体ぽかぽかレシピ HACCOBE編集部

夏野菜は体を冷やして、冬野菜は体を温める。こうしたことは、今やすっかりおなじみの話になりましたが、これも「身土不二」のメリットの1つです。

本来、その土地に生きる動物は、その土地の気候風土にあった植物・動物を食べて生きてきました。

西欧人と日本人では、

・腸の長さが違う
・体内の酵素が違う
・ホルモンのでやすさが違う

など、聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?その理由の1つは、食べ物に関係します。

長年、その土地の旬の食材を食べてきたことにより、その土地の環境に私たち人間の体が合うようになっているからです。

住んでいる土地の、季節のものを食べ生きてきた長い歴史の中で、私たちの身体は「快適に生きる力」をそなえてきました。

暑い季節には、体を冷やしてくれる植物を食べ自然と上手にクールダウン。

寒い季節には、体を温めてくれる植物を食べて自然とポカポカに生活。

「身土不二」を実践することで、普段意識はしていなくても、体質のコントロールが自然となされているのです。

現代のように食の多様化がすすみ、また世界各国の食材をいつでも購入でき、食べられるようになったということは便利である反面、生きづらい体質をつくり上げているといえるのではないでしょうか。

3. 身土不二で不要なものは体に入れない

私たちは、近代農業の発展のおかげで「一年を通し、豊富な食べ物を、不足なくいただく」という恩恵にあずかり過ごしています。

一方、近代農業で季節外の食物を育てるということは、農薬や化学肥料など人体や環境に大きく負担になるものを大量に使用するというデメリットもあります。

季節・風土に合わない植物(食物)は、その環境で育ちにくく、かなりの労力や多くの農薬・化学肥料などにたよることにつながります。反対に、季節・風土に合った植物を育てれば、農薬や化学肥料を最小限におさえることができ、育てやすいという利点があります。

可能な限り、農薬や化学肥料を体にとり入れたくないという方にこそ、旬のものを選んでいただくことが大切なんです。

外国産の食材はどのように取り入れるべき?!身土不二実践で気をつけたいこと

「身土不二」は、その季節の旬のものをいただくことですが、実践するにあたって神経質になりすぎないことも大切です。というのも、最近は国内でも海外の食材が手に入りやすくなり、食生活も多様化していることがあげられます。

外国産のものは食べてはだめ!とストレスを抱えながら、我慢をしないということです。日々の食事で「身土不二」を意識することは大切ですが、それ以外を絶対に食べてはいけないということではありません。

国産のみ、日本料理や和食のみといわれてもストレスがたまりますし、日常生活にも無理が生じます。

海外の料理や食材ですきなもの、おいしいものもたくさんありますよね。おいしいものが豊富な時代、グローバルな時代に生まれてきたからこそ、食べることをとことん楽しむときもあっていい!

異なる気候・風土のものであっても、ときにはすきなものを思いっきり楽しんでみてください。

「身土不二」は、あくまでも日常的な食事の基本という感覚で、ぜひおぼえておいてくださいね。

身土不二・地産地消はお財布にも環境にもやさしい

季節の食材や旬のものは、価格が安いです。旬のものをいただくことは、家計にやさしいということも、身土不二のメリット。

また「地産地消」も意識してみるとよいかもしれません。「地産地消」はその土地の季節のものをいただくことで無駄な運送や保管が必要なくなり、地域と地球全体にやさしいという活動です。

海外のものや遠方のものをたくさん食べるということは、その分、輸送費がかり、飛行機や輸送車の燃料が消費され、多くの地球の資源やエネルギーがつかわれていることを意味します。それと同時に、環境にも負担をかけているということになります。

自分たちのことだけでなく、環境にもやさしいことを選択をすることで、本来地域・社会があるべき姿、より自然な生き方につながっていくはずです。

【身土不二まとめ】旬の食材を選ぶときのポイント

身土不二は、その土地で育つ、季節のものを食べること。

スーパーなどでは通年の流通が当たり前になっている今、簡単なようで、実践してみるとむずしく感じる方もいらっしゃるでしょう。そこで最後に、「身土不二」実践のポイントをまとめてご紹介いたします。以下の点を意識して選んでみましょう。

・価格が、他の季節よりも安くなった
・地中に向けて育つものは秋冬野菜で、空へのびていくものは夏野菜
 (例外として、かぼちゃは地面をはうようになりますが、夏野菜ですのでこれにあてはまりません。)
・月に1度でも、近くの自然食品店に足をはこぶことで、旬を感じてみる

旬の食材について悩んだら、インターネットを利用しその場でささっと調べてみることもおすすめです。旬のものを取り入れて、おいしく、健康的な美しさを手に入れてみてはいかがですか。

 
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ゆったりマクロビ美人食 松崎 恭子
マクロビオティック師範、管理栄養士。
東京・大塚にて毎月50人の生徒さんが通う人気マクロビオティック教室「ゆったりマクロビ美人食教室」を開催 。

マクロビオティックをベースに「体にやさしい&おいしい料理は、誰でも簡単にできる」方法を皆さんにお伝えすべく料理教室、講演、食事栄養コンサルティングにて活動中。


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  • HACCOBE 編集部
  • ゆったりマクロビ美人食 松崎 恭子
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  • ファミリーコーディネーター 加藤由香里
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