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気になる「厄年」、厄祓い・厄除けをする意味と心構えとは?


新年から節分の時期は神社やお寺へ足を運ぶ方も多く、また、厄除け行事も盛んなため「厄祓い(払い)」について気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「厄年」は、人生の変化が起こりやすい年回りとされています。

社会的、肉体的な変わり目として、心身の状態の変化、怪我や事故といった災厄、身体的に体調が悪くなるといったことが起こりやすいということが「厄年」に由来しています。

また、江戸時代頃から季節ごとの厄祓いの習慣ができ(地域にもよりますが)、新年である冬の終わりから春を迎える立春前の節分の日までにその年の厄難を避けられるようにという願いをこめ、現在の「厄祓い・厄除け」の流れができたようです。

厄祓いは神社へ、厄除けはお寺へ、その年の厄を避け「厄」の影響を受けないようにという今のスタイルに至っています。

お寺の厄除けは、「護摩焚き」をして厄を除けます。

お寺の厄除けは、(宗派によって細かくは異なりますが)護摩壇にて火を起こした中に護摩木(お札など)を焼きながら、災難、苦難がないようにお祈りする方法です。

また神社では、厄を祓う(はらう)のではなく「穢れ(けがれ)」を祓う


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本来、神社での「厄祓い(厄除け)祈願」は厄を祓うのではなく、すでについている心身の穢れ(けがれ)を祓って(はらって)いただくという意味だとご存じでしょうか。

心身に穢れがあると「厄」がつきやすいということから、神社では「今在る穢れ」を「お祓い」してくださいます。

そして、穢れない心身には神様からご加護をいただきやすいということから、神様のご加護をお祈りし、「厄を避け、開運すること」が神社での厄除け祈願の本当の意味のようです。

実は、神社で祓う「穢れとは何か?」を知ると、厄年の意味がわかります。

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古神道の山田雅晴氏の「古神道の行法と科学」より、穢れと祓いについての記述より、一部要約しご紹介します。

穢れとは何か、を知るとき日本語に大変よく出てくる「気」の事が関係しています。

「気」は、気持ちの気、体から発する元気の気、体の状態の病気の気、陽気や雰囲気など、さまざまあります。天地も人間の心身も、「気」によって生かされているというのが日本人の宇宙観・生命観でした。

この事でいうと「気」は生命エネルギー(霊力)とたとえられます。

その生命エネルギーが元気なときが、元気、陽気などにいわれるように「気」=ケ の状態です。

元気な気が枯れてくると、穢れ(けがれ)=気枯れとなります。エネルギーが枯れ、邪気がたまり、病気になりやすい、心が落ち込みやすくなるなどの状態をつくり出しやすくなります。

それがケガレ(穢れ)=気枯れの状態です。(下図参照)

その穢れの状態の「邪気」がたまりやすいときが厄年ということなのでしょう。

そして、穢れを祓い、元気を取り戻し、再生することがハレ(晴れ)の状態です。まさに、この邪気祓いをするのが神社でのお祓いにあたるのです。
(出典:「古神道の行法と科学」山田雅晴氏著)

科学的根拠はないといわれている厄年ですが、山田雅晴氏のことばにあるように生命エネルギーが下がり、邪気がたまり、穢れがたまりやすい時期と考えると、厄年は意外に納得できるのではないでしょうか。

また、このことは厄年の年齢をみてもわかりやすいと思います。

参考文献:「古神道の行法と科学」山田雅晴氏著

あなたの厄年はいつ?厄年の数え方とその時期について


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厄年は男性と女性で異なります。

前厄、本厄、後厄」と3年間、母親のお腹の中にいるときからの年齢を含めて数える「数え年」でみます。

たとえば、私たちはうまれた歳を0歳として順に数えていますが、数え年の場合、1歳から考えます。
誕生日前だとプラス2歳、誕生日後はプラス1歳でみます。

「厄年」(数え年で)

●男性は本厄が 25歳、42歳、61歳
○女性は本厄が 19歳、33歳、37歳 (61歳 地域による)

この前の歳が「前厄」、後の歳が「後厄」になります。

とくに男性の40代の厄年は、成熟した大人として社会での過渡期です。それによって大きな節目になる年でもあり、心労や過労がたまりやすいときでもあります。

女性の20代、30代に二つある本厄年は、結婚、出産、育児で忙しい時期です。やはり、心労も多く、体力的にも負担が重なり、体調を崩しやすい年だったりしますよね。

それもあってか、33歳の厄は「大厄」と呼ばれもっとも気をつけなければならないときといわれています。61歳の女性の厄年は、地域によって厄年としないところもあるようです。

何より人生の変わり目、成熟期、忙しい時期、社会的役割や責任が増える時期…確かに心身疲れをためてしまい、気枯れが起きそうな気がしませんか?

また、厄年でも「厄落とし」となるのが、「出産」といわれています。赤ちゃん誕生とともに、穢れも祓われてしまうのでしょう。


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実際に筆者が厄年にあたる33歳頃、エステサロンを経営していたため、同い歳の女性たちと接する機会がよくありました。そして彼女たちが、「病気、離婚、急な解雇」と本当にびっくりするぐらい不幸な出来事に遭遇していたのを間近でみてきました。

また、私は36歳(数え年で37歳)の前厄の年に出産をしたのですが、その年はこれといった悪いことは何もなくむしろ、幸せいっぱいのときだったため、厄年に気付かなかったくらいでした。

出産は厄を落とすといわれますが、本当だな!と感じた一年でした。

科学的な根拠はないですが道理にはかなっているのかなと感じていますが、みなさんはいかがでしょうか。

いつ、どこへ、どんな服装で?厄払い・厄除けあれこれ


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多くの「神社」では「厄除け祈願(厄祓い)」をしてくれます。一方、お寺では厄除けをおこなっているところは限られています。そのため、出かける前に必ず確認をしましょう。

厄祓い・厄除けにでかける際の服装は、「やや正装(セミフォーマル)」ででかけましょう。男性ならジャケット着用がおすすめです。また、男女ともに、ジーンズやパーカー、ジャンバーなどは避けましょう。

一般的に、厄祓い・厄除けの時期は新年から節分(立春の前の日まで)がよいとされていますが、その年のいつおこなっても問題ありません。ですが、できるだけ早めにおこなうことで、気持ち新たに過ごせるかもしれませんよね。

厄年の過ごし方のコツはあるの?


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「厄年」のように人生の中でも気をつけて過ごしたほうがよいといわれる時期だからこそ、ぜひ、お寺での厄除け(護摩焚き)や、神社での厄払いにいってみてください。

それらの厄除け祈願を受け、あらためて神聖かつ厳粛な間でお清めされることにより、清々しい気持ちと自身を大切に生きる気持ちが湧いてきます。

また、厄祓いに行ったからといって「もう大丈夫!」ということはありません。

必ずしも厄年になにか悪いことが起こると決めつけず、ただ、その年は何においても体調や事故など身の危険などには十分気をつけ(気を配り)、張り切りすぎ、行きすぎた行動は慎むようにしましょう。

そして、周りの人たちの意見に耳をかたむけ、調和を大切に過ごします。

ぐれぐれも無理をしすぎないようにすること。自身を何よりも大切に生きるのが賢明です。


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このように「厄年」を過ごすことで、自分を大切にし、我が人生を大切に生きよう!というきっかけになります。

もしも、大変なことが起こったとしても、あまり負に考えすぎない、自暴自棄にならずに過ごし、自分を信じて、じっと春を待つような気持ちで、辛抱強く乗り越える気持ちも必要です。

また、厄年だからといって、じっとしているだけではなく、徳を積むことで、実はちょっと上級な、大切な厄年の乗り越え方もあります。

以下に、筆者流のおすすめの厄年過ごし方を参考としてご紹介致します。

蒼井聖子流おすすめの厄年の過ごし方

HACCOBE編集部

  1. 神仏のご開運を願いながら、参拝する
  2. 大きな災難が起こっても、身の回りの方の気持ちを忘れず、前向きにとらえ、感謝を伝えていく
  3. ボランティアや、人のためや困っている人の為に尽くす
  4. PTAの役員、自治会の仕事など、人が面倒だなと感じていることを率先しておこなう
  5. 自然・動物保護など、地球環境に関することをおこなう

要は、積極的に社会に自分を役出たせることが、厄年の厄払いにもなるのです。

そして、この時期を過ぎ去ったあとには、この時期の頑張りや徳積みが開運のきっかけにつながることは、実はよくあること。

まさに、災い転じて福となすなのです。

ですので、慎重に過ごしつつ、社会のためにと思い詰めず、どこかで気持ちを開放し、肩の力を抜き、自分の視野や捉え方をさまざまな角度に広げてみることも、厄年の上手な過ごしかたのコツです。

今年「厄年」だというみなさん、ぜひ参考になさってみてください。

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スピリチュアルカウンセラー 星野 まりな
サロン経営コンサルタント/九星気学カウンセラー/スピリチュアルカウンセラー
統計学や、スピリチュアルにより、人生を謳歌し、幸せな人を増やしていけることが私の最大の喜びです。
2015年10月より本格的にカウンセラー活動を始め、2017年7月現在、セッション件数累計800件、カウンセラー育成30名以上

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