Recipe レシピ

炊飯器で簡単おこわの作り方~好みに合わせて応用できるおこわレシピ


日本には四季があり、四季折々で食事もさまざまな楽しみ方があります。それらは、その季節にしか味わえないもの。

七草がゆ、山菜、筍、初がつお、秋刀魚、ふろふき大根、晦日正月など、毎年変わらずにめぐりくる季節を楽しむ。

それは、日本で暮らす私たちが享受でき、次世代に繋いでいきたい心と体で感じる日々の楽しみです。

そして、春には春の、秋に秋の食材をつかい料理し、花見やもみじ狩りをしながら、食とともに五感で楽しむ。古くから自然を愛する日本人ならでは過ごし方ですね。

今回は、一年中その季節の食材をつかって楽しめる「基本のおこわの作り方」をご紹介します。

おこわは、ひと品で主役にもなるおいしい主食です。
季節の食材、好みの具材を入れれば、おいしさだけでなく食べ応えもあるお料理に。

難しいイメージのおこわですが、炊飯器で作るのでとっても簡単です。好みに合わせて応用できるのでぜひ、一度お試しください。

おこわって何?

おこわの由来

もともと、『強い』からきている「おこわ」という言葉。

茹でるのではなく、もち米を蒸すと硬く仕上がることから、おこわと呼ばれるようになりました。

つまり、本来は蒸し器でつくるごはんを「おこわ」とするべきなのでしょうが、現在はもち米を使っていれば「おこわ料理」と変化しています。

おこわと炊き込みごはんの違いは?

上記でも触れましたが、おこわと炊き込みご飯の違いの一つは、材料の違いです。

おこわは、もち米をつかうもの。
炊き込みごはんはうるち米をを使用したものを指します。

二つ目は、調理法が異なります。

おこわは蒸篭(せいろ)などに入れ蒸したもの。
これに対し、炊き込みごはんは、炊いたものになります。

ただし、もち米をつかっていれば「おこわ」という認識になった今、蒸すという行程を踏まなくても、もち米をつかっていればおこわとなります。

また、炊き込みご飯は、おこわと同じく季節の具材でご飯をおいしく楽しめる料理です。

最近の炊飯器には「おこわ炊飯」の表示もあります。
どうぞ、気軽に楽しんでみて下さい。

お赤飯とおこわの違いは?


photo AC

地域によっては、お赤飯を『おこわ』と呼ぶ場所もあるそうです。

ただし、栗おこわや山菜おこわなどと同じように、もち米を使用しているお赤飯は、おこわの中の一種ということになります。

赤米がお赤飯のルーツといわれ、邪気払いの力があると信じられてきた赤い色を持つ赤米を神様にお供えする風習がありました。

江戸時代に入るまでお赤飯といえば赤米を炊いたものでしたが、白米の品種改良によって赤米は衰退。それ以降は、小豆やささげを入れてお赤飯がつくられるようになりました。

お赤飯につかわれるお米は、現在もち米とうるち米を混ぜて炊くことが多いですが、本来はもち米だけの中に1割の小豆やささげを入れて蒸してつくるのが、お赤飯です。

毎月、1日と15日にはお赤飯を炊く風習がある地域もあるようです。

また、昔から小豆は腎臓によい食材であるとされていることから、お赤飯には、身体をねぎらうという昔の人の知恵が込められているようです。

お弁当を持って、出かけよう!

photo by Fusako Shinozaki


過ごしやすく、自然がうつくしい季節には、お弁当を持って出かけるのに、絶好の季節です。

うつくしい桜の花、清々しい空気と秋空の元、色づいた木々を眺めながらお弁当を食べる。こんなに気持ちのいいことはありませんよね。

今回は季節の食材をつかってつくる「おこわ」レシピをお届けします。
 
具材を変えれば簡単に応用も出来ちゃうおこわの作り方。ぜひ、ご家族の好みにアレンジして、普段の食卓やお弁当のメインに、また、お祝いごとのひと品にしてみて下さい。

蒸しおこわの基本の仕込み

  1. もち米は3時間以上~一晩水に浸けます。たっぷりとお米に水分を吸わせるのがもち米を蒸すときの基本となります。
  2. もち米をザルにあけて30分ほどおきます。
    一晩浸けたもち米はザルにあけ、表面の水を切ることで出汁や味付けがもち米に吸収できるようになります。
  3. 材料の準備
    野菜やきのこの場合は、火のとおりが早いので切るだけでよいです。
    山菜の場合はあく抜きが必要になります。
    小豆の場合は水洗いしたら、豆の約3~5倍の水で20~30分煮ておきます。その後、お米と一緒に蒸すので100%火をとおさないことがコツです。
    (7~8割火が通れば大丈夫です。)
    (火が通る時間は、豆の新しさや古さで変わりますので、確認しながら煮ましょう。)

シンプル・簡単・炊飯器で作る銀杏おこわ

レシピ画像 photo by Fusako Shinozaki

材料
お米 1合
もち米 1合
水 360cc(新米は、340cc)
銀杏 お好みの量
昆布 5g
塩 小さじ1

作り方

  1. 銀杏は殻をむき、塩水に浸す(塩味は舐めて少し塩分が感じられるくらい。
    ※薄皮がむきやすくなります。
    ※浸す時間は30分くらい。

    photo by Fusako Shinozaki

  2. お米ともち米は一緒に洗い、30分ほど浸水しておきます。
  3. 水を切った②と水360cc(新米の時は340cc)・昆布・塩・銀杏を炊飯器に入れ、炊きます。
    (※銀杏ではなく、そのほかの具材を入れるときは、上記蒸しおこわの基本の仕込み、3を参考にし、加えてください
  4. 10分ほど蒸らして完成です。

炊飯器おこわをおいしくつくるポイント!

もち米はうるち米よりも柔らかく、欠けやすい特徴があります。

その為、さらに優しく洗う必要があります。

お餅をつくるときにはかまいませんが、おこわやお赤飯をつくるときには食味が悪くなってしまいます。

また、もち米は水の吸収率が高いので、時間をかけるとぬか臭くなってしまいます。

手早く、優しく、がおいしく仕上げるための研ぐポイントです。
 

炊飯器おこわアレンジレシピ


photo AC

焼き鮭をほぐし和えてもおいしいです。(レシピ画像参照)
また、塩ゆでにした青菜をしっかり絞って和えてもおいしくいただけます。

このレシピではお米ともち米が半分ずつですが、もち米だけでつくるおこわもとてもおいしいです。

もち米のみでおこわをつくる場合は、水分を減らしてください(上記材料の水を300㏄に変更する)。

きのこのおこわをつくるときは、塩を小さじ1/2に減らし、薄口醤油大さじ1・みりん大さじ1/2で味付けしましょう(昆布は入れなくてもよいです)。

水を出汁に替えれば、味に深みが出て、ふわっと出汁の香りが楽しめます。

そのほかにも、おこわの具材として、鯛、釜揚げシラス、桜海老、あさり、ホタテ、秋鮭、鶏肉、栗、松茸、山菜、筍など旬の味覚をお楽しみください。

季節のおいしい具材や、ご家族の好きな具で作ったおこわをお弁当に詰めて、自然の中へ出かけてみるのもおすすめです。
 

日本各地の桜や紅葉情報を知らせてくれるウェブサイトです(その年の最新情報に更新されます)。
<桜開花情報>
https://tenki.jp/sakura/
<紅葉情報>
https://tenki.jp/kouyou/
 
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