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ヨガ的幸せの見つけ方、身体と心はいつもあなたにサインを送っている


ヨガをライフスタイルに取り入れている人やヨガの先生から、ヨガの効用として次のような言葉を聞いたことはありませんか?

「自分の身体から送られてくるサインに敏感になれる」
「身体の不調や気分のムラに敏感に気づけて対処できるようになる」
「身体と心をつなげることができ、幸せを感じやすくなる」

私にとってこれらのことは当たり前になっていますが、ヨガを始めたばかりの方やヨガに興味があってこれからはじめたいと思っている方の中には、「どういうことだろう?」「よく分からない」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。

「身体を整えることで心が安定する」
「身体と心はお互いを補い合うことで調和する。それが健やかさに繋がる」

このようことをヨガの先生がいっているのをよく聞くし、本にも書かれているから知識としては分かっているけれど、実感としてはよくわからない….そう思う方もいらっしゃるでしょう。今回は、このような「ヨガの効用」を理解するうえで大切な、

「身体の声をきく」とはどういうことなのか。
「身体の声をきく」ことが、私たちの生活にどんなプラスをもたらすのか。

について、わかりやすくひも解いてみたいと思います。

身体からのサインは誰もが受け取っている

サイン画像
pixabay

私たちの身体は、いつも沢山の情報を私たちに送っています。

  • お腹がすけばお腹が鳴る。
  • お腹の調子が悪くなればお腹が痛くなる。
  • 休息が必要なときは、だるさや疲れを感じさせて身体を休ませようとする。

など、普段当たり前すぎて意識しないようなことも実は、身体が「今、自分がどんな状態なのか」を教えようとして放っているサインなのです。

さらには、人生における小さな決断や大きな方向転換まで、身体が教えてくれます。

  • それは自分自身に必要なものなのか、手放すべきものなのか。
  • 自分は今無理をしてしまっているのか、それとも今こそ頑張るべきタイミングなのか。

こういったことまで、すべて身体の反応が教えてくれるのです。こんなことを聞いても信じられないでしょうか?

ですが実は、これは不思議なことでも特別な人だけが持っている能力でもなんでもなく、元々人間が持っている「生きるうえで必要なセンサー」のようなものなのです。

身体と心が訴えていることを受け取るにはどうしたらいい?

道案内
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身体と心の声を聞くとは、「身体の感覚を磨いて心で感じていることをキャッチする」ともいい換えられます。

私たちは、普段頭でさまざまなことを考えています。生きているのは「今ここ」であるのにもかかわらず、過去の出来事を反芻(はんすう)※したり、少し未来の予定に思いをめぐらせたり、ときにはまだ起きてもいない未来の漠然とした不安にとらわれてしまったりもします。
(※反芻とは、繰り返し考えたり味わったりすること。)

そんな風に、頭の中が考え事で忙殺されていて、今ここに生きている身体の感覚をおざなりにしていることが実に多いのです。つまり、身体の感覚が麻痺してしまっている人が多いのが事実です。

  • 身体が疲れているのに、日々やるべきことを抱え込んで、いつの間にか体を酷使している。やがて突然体調を崩してしまう。
  • 頭痛が治らないと悩んでいる人の肩周りを触ってみると、ガチガチに凝り固まっている。重度の肩凝りになっているのに本人には自覚がない。
  • 職場や生活テリトリーにおいて、無理なことばかり押し付けられているのに、断りきれない。それが人のためだと思って引き受けていると、知らず知らずのうちにストレスが溜まり、人間不信におちいってしまう。

など、心当たりはありませんか。しかしこれらの中には、「身体の感覚」を磨いて、普段から自分の身体の反応と心の状態をリンクして感じる事さえできれば、事前に防げるものも沢山あるのです。

「身体の感覚」を身につけるのは日々の小さなことから


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では身体の感覚を敏感にしていくには、どうすればよいのでしょうか。まずは自分自身の身体を丁寧にあつかってあげることからはじめましょう。

日々の行動を丁寧におこない、身体からのサインを一つひとつ拾ってあげられるようになるのが第一歩です。何かをするとき、何かを感じるとき、まずは自分の身体に「お伺いを立てる」ことからはじめてみましょう。

ヨガは身体の感覚を敏感にするのに最適


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ヨガがただのストレッチと異なる点は、身体の感覚を丁寧に感じながら、それを磨くことに集中できる点です。

ヨガでは、腕を伸ばす単純な行為にしても、どこまで伸ばすのが気持ちいいのか、この角度だとどう反応するのかを重視します。物足りない位置、気持ちがいい位置を丁寧に感じていくのです。

身体から受け取る刺激は、必ず感情とリンクしています。伸ばして気持ちがいいと感じるときは、心がホッとしたり、嬉しくなったりと、ポジティブな感情に浸れるときでもあります。

反対に、痛いところまで身体を伸ばすと、嫌な気分になったり、イライラしたりと、ネガティブな感情にとらわれます。

このように身体の感覚から受け取る感情を一つひとつを丁寧に意識していくことで、自分の身体が何を求めているかがわかるようになっていきます。

ポジティブが良いことでネガティブが悪いこと?


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身体から受け取る感覚と、それにリンクする感情を大雑把にわけると、ポジティブなものとネガティブなものにわけられます。必ずしもポジティブなものが良くて、ネガティブなものが悪いとは限りません。

ポジティブな感情も、ネガティブな感情も、それはただの感情であるにすぎません。

たしかにネガティブな感情は、嫌な気分だったり悲しい気分だったりと、好んで感じたい種類のものではありません。
しかしそれは、私たちに何かを訴えかけてくるサインでもあるのです。

身体をストレッチしていて、痛いと感じるとします。そこで「痛いな、嫌だな、イライラするな…」と感じるときは、身体に無理をさせているサインです。「もう少し伸ばしたいな、気持ちいがいいな、ホッとするな」と感じるときは、身体が求める好ましい刺激を与えられているサインなのです。

一つひとつの感情を、日常生活に活かしていく

ヨガ女性画像
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身体の感覚から受け取る感情を一つひとつ意識するために、ヨガでは鈍感になっている身体の感覚を磨くことからはじめます。

ちょうどよく、気持ちがいいと感じる刺激に敏感になれるので、調整がうまくなり、変に無理をしなくなります。心地よいと感じる感覚を味わい、身体と心を上手に癒すことができるようになります。

身体がなまっている場合に、がむしゃらに気合を入れて動くのではなく、身体と心が求める頑張るべきタイミングで適切な行動ができるようになるのです。

鈍感になっている身体の感覚を磨くと、こういったことができる土台がつくられます。

身体の「快」のポイントがわかるようになると、自分にとって快適な状態と不快な状態との差が、その機微に至るまでわかるようになります。体調が思わしくないときも、早い段階で身体の状態に気づくことができ、寝込む前にしっかりケアできるようになります。

忙しい毎日を送っていると、やるべきことに追われて無理をしすぎたり、ストレス発散と称して夜更かしや暴飲暴食をつづけたりと、知らずしらずのうちに体調を思わしくない方向に追い込んでしまっていることがありますよね。

本当は体調が悪くなりつつあるのに、休んだりケアしたりすべきタイミングを逃してしまい、気づいたときには寝込んでいる…といった状況をも招きかねません。

これもすべて身体の感覚が鈍っているから起きてしまうこと。もっと早めの段階で身体が発している沢山の反応に気づけていれば、回避できたはずのこともあったかもしれません。

ヨガで身体と心のセンサー感度を上げて、「幸せ」になる方法

笑う女性
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ヨガにより身体に敏感になると、「身体の反応」が「心で感じている」ことといかに密接にリンクしているか、が体感としてわかるようになります。

  • なんだか体がだるくて(身体)やる気がしない(心)→ 私今とても疲れているんだな。
  • おいしいコーヒーを飲んで体が温まる(身体)→ 私今とても幸せを感じているんだな(心)。
  • さっき上司に言われた事が気になってお腹が痛い(身体)→ 私今とても傷ついているんだな(心)。
  • 人に会うのが億劫で(心)、考えると胸が締め付けられる(身体)→ 私今とても無理しているんだな(心)。
  • 本当はこう思っているのに言えず、喉が詰まったような感じがする(身体)→ いいたい事が言えずに私今とても悲しいんだな(心)。

このように、日々思っていることは、必ず身体の反応と心の反応がリンクしています。

いつも当たり前のように、いわば「自動的に」反応していることで、一つひとつのことを受け取る作業をしていないのが普通です。

けれど、身体と心の反応を一つひとつ丁寧に意識して受け取ることで、自分の身体の状態や感じていることに嘘(うそ)をつかなくてよくなります。

無理をせず、自分自身を大切にあつかってあげられるようになるのです。

感じたことを「良い」「悪い」で判断しないで


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身体と心で感じることは、自分自身が今何を感じているのか、どうしたいのか、を受け取るセンサーです。

その反応を、自分を褒める材料や責める材料にするのは避けなければなりません。「こんなことを感じてしまった」「これって良くないことかもしれない」そうやって自分が感じたことの評価を、頭で決めつけるのは危険です。

日常の感覚をただ受け取ってみてください。そして感じたことに寄り添ってみてください。何を感じたとしても、それはあなたに「快」と「不快」を教えてくれているだけなのです。

ヨガをすると頑張るときと頑張らないときのバランスが取れるようになる


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「頑張る」という言葉から、「活力が湧いている」「ポジティブなエネルギーを発している」というイメージを受ける人も多いかもしれません。

しかし、最近の傾向をみていると、「頑張らなくていい」「頑張りすぎていないですか?」など、頑張っている人に注意をうながす場面も多いように思います。

以前よりも繊細なイメージを持ち合わせている言葉のようにも感じられます。

確かに頑張ることでみえる世界があります。「頑張ることで苦難を乗り越えられる」など、頑張るというのは、自分自身を成長させ、精神を鍛えるのに必要なことではあります。

ですが、その頑張りにどこまで耐えられるかは人によってキャパシティの差があります。人によって「頑張る」という言葉の受け取り方も異なるのです。

身体の感覚は、頑張りすぎる人、頑張れない人のいずれにも有効


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今まで頑張る事で自分の夢や目標をかなえてきた人は、つい無理をしがちです。そのときどきの自分の状態を把握したうえで、うまく「頑張る」ことができないと身体を壊してしまう危険があります。

一方で、頑張ることが苦手な人は、もしかしたら、

  • 頑張り方がよくわからなかった。
  • 自分のやりたくないことばかりに時間を割いてしまった。
  • 「やらなければ」という責任感で無理やり頑張っていた。

といった苦い過去があり、頑張ることが苦手になってしまっただけなのかもしれません。

身体の感覚を養っておけば、「今は無理をしているな」「今は行動して頑張れるときだな」と、自分自身に優しい言葉をかけてあげられるようになります。

あなた自身は、そんな風に優しい言葉をかけてあげられていますか?


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「頑張りすぎてない?」と声をかける前に、あなた自身に優しい思いやりの言葉をかけてみましょう。すると、どのように感じるでしょうか?

「頑張りたくない。疲れたな。体が動かない…」と思えば、今は休みましょうのサインであることが大半です。

けれど、「頑張らなくていいよ、頑張りすぎてない?」と声をかけられたときに、「どうして頑張っちゃダメなの?頑張った方が元気が出るのに…」と、悲しい気持ちになったり、違和感を感じてしまったりする方もいるかもしれません。

他人からみたら、忙しく立ち回り、あれもこれもと抱えすぎているようにみえても、それができてしまうタイプの人もいます。動きまわると反対に元気が出る、忙しいくらいがちょうどよい人もいるのです。

人は自分の物差しでしか人をみることができません。頼れるのはやっぱり自分自身の身体と心のセンサーなのです。

人よりもエネルギーがある人は頑張ることで癒される。


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自分でも悲壮感がただようほど心底苦しい場合、他人からのアドバイスを素直に聞いて、決して頑張りすぎないことです。それが自分への優しさであったりします。

けれど他人から心配されようが、あなた自身にエネルギーがみなぎってさえいれば、身体と心に折り合いつけて精力的にやっていけたりもするものです。

立ち止まると逆にエネルギーが枯渇して、鬱々としてしまう人もいます。そのようなタイプの方は、身体と心の「快」「不快」のセンサーを頼りにしつつ、「動いている」ことで元気が出ます。

動いていると元気が充電できる!そのような人はそのままでいいのです。身体と心の声に従って動いてみましょう。

あなた自身のセンサーに従えばいい


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頑張れる人も疲れやすい人も、身体と心の声を丁寧に受け取り、決して他人とは比べず、自分のペースを把握するようにしましょう。

あなた自身はどうしたいのか?心地いいか、心地よくないかで決めることが大切です。あなた自身の身体と心の声が正解なのです。

身体と心の「快」と「不快」を知る行為は、自分自身を無理なくコントロールするうえで、必ずあなたの味方となります。

そのためには、日々の生活の中で何を心地よく感じるか、何を嫌だと感じるかを、受け取る癖をつけていくことが大切です。そうすることで、あなた自身がどんなときに幸せを感じられるかにも敏感になっていきます。

幸せの感度を上げてくれるのが身体と心の声を聞くこと

おしゃべり
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それは大それた事ではなく、小さな「快」を発見していくことの積み重ね。コーヒーをゆっくりいれて飲むことかもしれません。友人とおしゃべりすることかもしれません。もしくは、のんびり一人の時間をもつことかもしれません。

その小さな「快」を一つひとつ叶えてあげることによって、あなたの身体と心のセンサーが磨かれていくのです。そしてそれは周りの情報に左右されず、誰かの求める幸せではない、あなた自身の幸せをみつけることに繋がっていきます。

自分が何に幸せを感じるかが分かれば、情報に溢れて辛くなってしまうこともありません。身体と心のセンサーは、あなた自身の幸せのセンサーなのです。
 
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「マナヨガ」代表 yuuka
「マナヨガ」代表。
20代の頃ストレスで喘息を発症し、健康とは心と体の調和があってこそと気づきヨガを始める。オリジナルのマナメソッドを発案し、他人と比べない本来の自分自身の美しさを引き出す事に定評がある。ヨガレッスン、ライター、ラジオパーソナリティとして心身の健康の大切さを精力的に発信し続けている。

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