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体質改善と健康を気にする人のための安全な油の選び方


もし、あなたが体質改善したいなと考えているならとくに、日常的につかっている食材を見直すことは重要です。

多くの健康情報で「オリーブオイルがよい」「オメガ3がよい」「ココナッツオイルがよい」とさまざまな情報が飛び交っています。

それゆえに、どれが本当によいものなのか、どんなものを選ぶべきなのか、私たち消費者は困惑してしまいます。

今回は、毎日使用する『油脂(油)』についてじっくり考えてみたいと思います。

油を選ぶ際に考慮したい「二つの要素」


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油は大きく分けて、「酸化しやすい油」と「酸化しにくい油」の二つに分けられます。

酸化しにくい油を摂取するほうが身体によいだろうということはすぐに察しがつくと思いますが、では、酸化しにくい油ってどんな油でしょう。

調理用の油として販売されている物は、ほとんどが植物を原料とした油です。そして、植物性油脂は、酸化しやすい油、いえ、あなたの家に届く前に既に酸化してしまっていることだってあり得る油なのです。

また、酸化しているか、していないかよりも、私たちがさらに知っておくべきことは、原材料の「質」についてです。

植物油が店頭に並ぶまで


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油の原材料として、菜種、トウモロコシ、大豆、ひまわりの種などがあげられますが、日本で販売されているほとんどの原材料は外国から輸入されています。

菜種、トウモロコシ、大豆。これらは遺伝子組換え作物として知られていて、世界中の生産量のほとんどが遺伝子組み換えであるといわれています。

これら原材料は大きな貨物船にのって日本へ運ばれます。

想像してみてください。何ヶ月も薄暗く、湿気た船の底に保管されている食物たち。赤道近辺の熱い場所を通過することもあるでしょう。

これらの食物には、日本に届くまでの間に虫がわいたり、カビが生えることがないよう、「ポストハーベスト」と呼ばれる殺虫剤、殺菌剤がまかれるのです。

無事に日本に届いた食物たちは、工場に運ばれ油の製造過程に入ります。

油を作る過程で「トランス脂肪酸」が発生してしまう危険性も

まずは、油分を取りやすくするために原料を加熱したり、砕いたりします。

油は熱を加えるとサラサラになって溶けやすいですよね。でも、ここでまず酸化のリスクが高まるのです。

つぎに、原料から油を搾取するのですが、搾取には圧力をかけて絞り出す「圧搾法」と油を溶かしだす溶剤を加える「抽出法」があります。

油分を多く含む菜種やべに花、ごま等は圧搾法でしぼられ、油分の少ない大豆などは抽出法で油を搾取します。

菜種やべに花は、最後の一滴まで油を搾り取るために、圧搾法で油を絞った後に抽出法をおこなう圧抽法での搾取もおこなわれます。これにより原料に残る油は1%未満になるのだそう。

ここで残った脱脂カスが一般的に広く流通されている醤油や味噌の原材料になるのですが、その話はまた別の機会に記事にしますね。

さて、この抽出法をおこなう過程で、油はまたもや酸化のリスクにさらされます。
そして、そのあと「精製」作業が入ります。

色を綺麗にしたり、匂いを取り除いたりという精製がおこなわれるのですが、その過程で酸化したり、『食べるプラスティック』とも呼ばれるトランス脂肪酸に変性してしまうリスクがあります。

精製後にボトルに詰められますが、そのボトルがプラスティック素材の場合、環境ホルモンが溶け出すことになります。

そのボトルが店頭に並ぶまでどのような場所に置かれていたか、消費者である私たちは知る余地もありません。

陽の当たる温度の高い場所に放置されていたとしたら、油の酸化もすすむでしょうし、環境ホルモンもさらに溶け出していることでしょう。

考えるだけでも恐ろしいです。

体質改善を促す油の選び方

上記のように、油がつくられ流通される工程を知ると怖くなってきますが、日常どんなものを選び、つかっていけばよいかをしることで、私たちの不安は消え、安心して食材を購入し、健康的に過ごしていくことができます。

さて、ではどんな油を選べば体質を改善させるサポートをしてくれるでしょう。

動物性の油脂(油)


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まず、酸化しにくい油はバターやギーなどの動物性の脂。

ギーとは、バターから乳脂肪分を除いた純粋な脂で、インドのアーユールベーダなどにつかわれます。

動物性の油脂は体によくないという説もありますが、それも紐解いてみましょう。

動物性油脂でも、牛脂やラードなど「肉」に付随するものと、乳に含まれる乳脂肪分とで成分が異なってきます。

いずれの場合も、遺伝子組み換え穀物を餌に抗生剤や成長ホルモンが使用された動物の油脂は、やはり避けるべきです。

化学薬品などの毒素は油に溶けやすいものが多く、動物の脂肪に蓄積されます。

牛脂やラード(豚脂)は人間の身体では分解吸収されにくくエネルギーにすぐに変換できません。
燃焼できずに余ったものは、私たちの身体の脂肪として蓄積されます。

これが「太る」原因です。

そして、動物が食べた遺伝子組み換え作物や農薬、成長ホルモン、抗生剤などの化学成分が間接的に私たちの身体に入り、蓄積されるのです。

その化学成分を伴った脂は、炎症が起こった場合に毒素を撒き散らしながら燃焼し、アトピーや鼻炎など、不快な症状として出てくることは容易に想像できるでしょう。

ただし、この油脂がグラスフェッド(牧草)を食べ、オーガニックに育てられたものであれば、たとえ人間の体内で蓄積されて太ったとしても、燃焼されるエネルギーは体温をあげる為につかわれ、不快な症状を起こすリスクは少ないのです。

例えるなら、不純物の混じったガソリンで走る車と、きれいなガソリンで走る車。

比べてみたら燃費の違いも故障具合も変わってきますよね。

乳脂肪


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牛乳の脂肪分からつくられるバターやギーは簡単に消化吸収、分解されるため、身体に脂肪として蓄積される前にエネルギーとして燃焼されます。

大量に食べすぎない限り、太る心配は不要です。
ただし、これも質については上記同様にオーガニックであることが大事です。

植物性の油脂(油)


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酸化しにくい植物性油脂は、何といってもココナッツオイルです。

ココナッツオイルはバターやギーと同じく、簡単に消化吸収されて毎日の身体を動かすエネルギーとして燃焼されます。

ココナッツは農薬や化学肥料を与えずとも元気に育つ植物なので、こちらはオーガニック認証にこだわらなくても比較的安心な素材です。

ただし、オイルになるまでのプロセスで過熱されたり、脱臭や脱色などの精製がされていないものを選びましょう。

これらの動物性油脂、バターやラード、そしてココナッツオイルは酸化しにくい油ですので、調理油として利用できます。

炒め物やオーブン料理など、加熱するものにつかいましょう。

植物性油脂を摂る際の注意点


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オリーブオイルなどの植物性油脂を摂る場合は、以下のことに気をつけてください。

  • 国産原料でオーガニックであること。
  • 加熱されていない「コールドプレス」であること。
  • 遮光性ガラスのボトルに入っていること。
  • 酸化する前に使いきれる小さなボトルであること。


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そして、加熱調理には使用せず、ドレッシングにつかったり、パスタの場合は火を止めたあとに、仕上げに風味をつけるために振りかけるようにつかうとよいです。

外食での油の摂取


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忙しい毎日の中で外食をする機会もあると思いますが、外食するときには以下の調理法を参考にメニューを選んでください。

  • 炒め物、揚げ物は控える。
    そのお店でどんな油をつかって、いつ新しい油に変えたのか。これは消費者の私たちには中々分かりません。
    体質改善したいなら、炒め物、揚げ物は控えるようにしましょう。
  • 和食をとりましょう。
    煮物、蒸し物を積極的にとりましょう。
    また、焼き魚や焼肉などの焼き物もよいですが、やはり質のよい食材であるかどうかは気をつけて選んでください。
    総合的にみると和食を選ぶことが体質改善に最もよいなと思います。

 
私たちの身体の細胞膜は脂でできています。
その細胞膜をつくる材料をどんな油で、そしてどんな形で摂取するかで体質も大きく変わってきます。

良質の油脂を摂取して、丈夫な細胞をつくってゆき、体質改善に役立ててください。
 
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体質改善オーガニック料理研究家 楳村郁子
子どもの頃からアレルギー体質で、30年間ステロイドを使い続けていた。40代で、ステロイドでは治らない重度のアトピーと本気で向き合おうと決意。
食生活を見直し、自然療法を日常的に取り入れ、薬を使わずに綺麗な肌と健康な体を取り戻す。
自宅・オンラインにて薬を使わずに体質改善するための食生活を伝授している。

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