砂糖

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現代人のほとんどが砂糖中毒?!ドラッグより怖い….あなたは砂糖中毒から抜け出せますか?


「お砂糖は身体によくない。」
これはきっと多くの方が周知されていると思います。

ですが、甘いものがなかなかやめられないという方も多いのではないでしょうか。

お砂糖の害といえば、「太ること」や「虫歯になる」ことがすぐに思い浮かぶでしょう。そのほかにも、身体によくない理由はたくさんあるのですが、今回はその中でも私が大事だと感じている5つのことについてご紹介いたします。

ここでいう「砂糖」とは。


pixabay

「砂糖」とは、いわゆる精製された白砂糖のことを指します。また、甘くはないけれど砂糖と同じ「糖質」である、ご飯やパンなどの炭水化物も同じ作用を起こすということを覚えておいてください。

この記事の最後には、「砂糖断ち」必要だと感じるかもしれません。

砂糖が身体によくない5つの理由

ドーナツ
pixabay

その1. 遺伝子組み換え

砂糖は、サトウキビや砂糖大根(てんさい糖)が主原料ですが、その多くが「遺伝子組み換え作物」だということをご存じでしたか。

遺伝子組み換えとは、

作物を育てる過程で農薬(除草剤や殺虫剤など)を使用しても、作物がそれらのダメージを受けることなく育つよう遺伝子を操作している作物のこと

です。

遺伝子組み換え作物を摂取しつづけることで、不妊やガンをはじめ、さまざまな健康被害のリスクが高まるといわれています。

その2. 栄養がない

市販されている白砂糖は、原料のサトウキビなどを精製し、加工されています。

この砂糖を胃や腸で消化吸収するためにはミネラルやビタミン類、カルシウムなどの栄養素が必要ですが、精製の過程で原材料に含まれていたミネラルやビタミン成分は取り除かれてしまっています。

そのため、身体に蓄えてあるミネラルやカルシウムをしぼり出して消化吸収させることになってしまいます。

このことが原因で身体に必要なミネラルが欠乏したり、骨粗しょう症の原因の一つになったりするなど、健康被害のリスクが高くなるといわれています。

その3. アレルギーを引き起こす

砂糖は腸内に住む「悪玉菌のエサ」となります。

砂糖により悪玉菌が増殖すると腸が荒れ、消化吸収の力が弱くなります。その結果、タンパク質などの栄養素が分解されないまま血液にのってしまい、身体は異物が入ってきたと勘違いを起こし、「炎症反応」を起こします。これがアレルギーの悪化につながります。

その4. 免疫力を下げてしまう

免疫力といえば、悪い細菌やウイルスと戦ってくれるヒーロー細胞「白血球」。

この白血球の大好物はビタミンCです。ほかの細胞と比べ、50倍くらいビタミンCを取り込むといいます。

砂糖は身体の中でグルコースという栄養素に変化しますが、化学式にしたとき、グルコースの構造とビタミンCの構造はとってもよく似ています。

白血球はいつもビタミンCを探しているので、砂糖が身体に入ってきて、血糖値が高くなったら、ビタミンCと間違えグルコースを蓄えてしまいます。

すると、ビタミンCという本来の武器がないため、白血球が細菌やウイルスと戦うパワーが弱まってしまいます。これが、砂糖を食べると免疫力が弱くなるからくりです。

インフルエンザなどの風邪にかかったとき、「熱が出て、身体が熱いから」とアイスキャンディーを食べさせていませんか。これは、全くの逆効果!

また、白いご飯でつくったおかゆも、甘くないですが砂糖に負けないほど糖質がたっぷりです。「消化によいから、おかゆ」というのは、昔の常識です。
この場合、「消化がよい=血糖値が急激に上がりやすい」ことになります。

熱が出ている間は身体を治癒するためにエネルギーが必要ですが、食事をとると消化吸収にエネルギーをつかってしまいます。そのため、食事は控えめにし、脱水症状を防ぐために水分補給をこまめにおこないましょう。

熱が下がってきたら、消化のよいたんぱく質を摂るため、鶏ガラスープ(オーガニックのもの)がオススメです。野菜を一緒に煮込んでビタミンを補い、海塩でミネラルも補給すると栄養価が高まります。

インフルエンザウイルスと戦うために普段よりたくさんのビタミンCを必要としている白血球に偽物ばかり与えることになると、それは逆効果になるでしょう。

その5. 急激な血糖値の変動

甘いものを食べると「血糖値が上がる」といわれますよね。血糖値というのは、血液の中に入っている「糖質の濃度を示す数字」です。

砂糖の入ったものを食べると当然その濃度は高くなります。しかも、砂糖が血糖値をあげるスピードはとても早く、30分から1時間ほどで急上昇します。

血糖値の上昇を防ぐには、血糖値が急上昇しない食べ物を知ることです。

たとえば、さつまいもや玄米であれば、血糖値が急激に上がることはありません。これらの食べ物は消化吸収するのに時間がかかります。そのため、急激に血糖値が上がることはありません。

精製された砂糖は消化も吸収も早く、血液に糖が流れ込みます。糖でどろどろになった血液は流れが悪くなり、冷えや低体温の原因となります。

血糖値の急激な上昇・下降は緊急事態


pixabay

急激に血液中の糖濃度が高くなることは、血管にとって緊急事態です。なんとかして急いで血中の糖濃度をうすめようと、脳から血糖値をおさえるためのホルモンが分泌されます。そのホルモンが「インスリン」です。

インスリンについてはご存じの方も多いでしょう。糖尿病の方がうつインスリン注射は有名ですよね。本来ならば自分の身体から分泌できるはずのホルモンですが、糖尿病の方には人工的につくったインスリンを注射し、血糖値を下げているのです。

インスリンが分泌されると、血糖値は急激に下がります。慌ててホルモンを出すため、今度は勢いあまって下がりすぎてしまいます。

血糖値が通常より下がりすぎると、脳は働かなくなります。すると集中力がなくなり、無気力になり、眠くなります。

学校のお昼ご飯を食べたあと、授業で居眠りする人が多かった記憶はありませんか。これも、血糖値が下がりすぎたことが原因なのです。

砂糖中毒
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そこで、また脳は指令をだします。

血糖値下がりすぎたので、今度は上げるためのホルモンを放出させるのです。これが「アドレナリン」です。

別名「興奮ホルモン」と呼ばれ、アドレナリンが分泌されると気分が高揚し、攻撃的になります。本来は危険を感じたときに身を守るために分泌され、食欲や睡眠を制限したり、痛みを感じなくなるなど、生き残るために分泌されるホルモンなのです。

だだをこね泣き叫ぶ子ども、すぐに怒りだしキレる子どもが増加しているといわれますが、このことも砂糖のたっぷり入ったお菓子やジュースなどの日常的な摂取がその原因の一つとも考えられています。

砂糖をとることで高まるさらなるリスク

血糖値スパイク
画像 著者作成

砂糖をとるたびに血糖値の急激な上昇と下降が繰り返される様子をグラフにすると鋭角な線ができます。これは、「血糖値スパイク」と呼ばれるもので、そのトゲが血管を傷つけてしまいます。

これを子どもの頃から何十年も繰り返していると、30歳~40歳になったころ、血管がボロボロと硬くなり、動脈硬化や血栓という血の塊がができ、脳卒中のリスクが高まるなど、大きな病気につながっていくのです。

砂糖をやめたら手に入る未来


pixabay

どれほど砂糖が身体に悪影響を与えるのか、その5つの理由を紹介しましたが、砂糖を止めると一体、どんなメリットがあるでしょう。

砂糖をやめると

  • スリムになる。
  • しみ、しわを防いでアンチエイジングにもなります。
    血糖値の振れ幅が大きいほど老化も加速するといわれています。
  • 集中力がつき、やる気がみなぎってきます。
  • 冷えが改善され、生理痛の緩和につながったり、ガン予防にも。
  • 糖尿病の予防や改善、アレルギーの改善もされるかもしれません。
  • メタボリックシンドロームの予防にもなる。

など、身体にとって本当によいことだらけです!

私が砂糖をやめて一番に感じている変化は、顔に出ていた吹き出物がまったくでなくなったこと。
夜に熟睡できるようになったこと。そして、毎月あった頭痛も一年に1、2回の頻度に減りました。

身体にとって本当によいことだらけなのです!

砂糖をつづけていたら起こりうる地獄…?!

ベッドに横たわる女性
pixabay

ところが、もし今までどおり砂糖を頻繁に摂取する生活がつづくと、どうでしょうか。

いつまでたってもお腹のお肉は引っ込まず、やる気も起こらずダラダラと過ごしがち。家からでるのが億劫になるかもしれません。

最近では、砂糖(甘いもの)はうつ病の原因の一つともいわれています。

冷えはさらに悪化し、糖尿病も治らず、化学的なお薬や人工ホルモンに頼らざるを得なくなるでしょう。

すると、身体は「ホルモンを分泌しなくても、外から入ってくるから問題ない。」と学習し、ますます自身で分泌する機能が衰えてしまいます。

砂糖の過剰な摂取がつづき、ライフスタイルをかえりみず過ごしていると、さらなる悪循環におちいり、最終的には女性は、子宮筋腫、男女ともに「ガン」にかかるリスクが高まるかもしれません。

私たち現代人の多くが「砂糖」をやめられない理由

マカロンを食べる女性
pixabay

このように砂糖は私たちの身体にとってよくない作用ばかり引き起こすのですが、それなのになぜ、私たちの多くは甘い物がやめられないのでしょう。

それは、単純に「おいしい」と感じるからです。

砂糖を摂取すると、脳が快感を得ます。

足りなくなると「もっと欲しい」と感じるようになります。砂糖は、タバコやお酒、ドラッグが脳に快感を与える中毒と同じ作用を起こしているのです。

そして、今や砂糖は実にさまざまな加工食品に含まれており、砂糖の入っていない製品を探すことが難しいくらいです。

砂糖をやめるためには、砂糖の弊害を理解し、自分自身でやめる決心をすることです。その決心をしないかぎり、達成することは非常に難しいのです。

もしかしたら、砂糖中毒?!セルフチェックリスト

キャンディー
pixabay

  • ストレスを感じると甘いものが欲しくなる
  • 集中力がない
  • パンがすき
  • お腹が空くと手が震える
  • ジュースを週に1度以上飲む
  • いつも疲れている感じがする
  • インスタント食品やスナック菓子が好き
  • 些細なことでイライラする
  • 頻繁に頭痛がおこる
  • 食後に眠たくなる

YESの数が多いほど、砂糖中毒の可能性が高いです。
みなさんはいかがですか?

どうやったら砂糖をやめれるのか?

ここまで読んで、砂糖をやめたいと感じた方へ、ではどうやったら砂糖をやめられるのでしょう。

砂糖をやめるためのコツ

パンケーキ画像
pixabay

「砂糖をやめる」と決心したら、自分が今までどれくらい量の砂糖を摂取していたのかを確認しましょう。そして、どれくらい減らすのかという目標をたてるのがいいでしょう。

WHOでは大人が1日に摂取する砂糖(糖分)の量のガイドラインを25gまでとしています。

お菓子やケーキ、菓子パンなど、明らかに砂糖をたっぷり含んでいることが分かる食材は、日常的には摂らない。なにか特別なときに少しだけ摂るよう、自分なりの決め事をつくってみるのはどうでしょうか。

一見、健康に思えるものでも、意外にたくさんの砂糖が含まれています。

たとえば、オレンジジュース200ml 1本の糖分は、約20g。

甘くない白ご飯や食パンなどの炭水化物も砂糖と同じ作用をもつため注意が必要です。

どんな食材にどれくらいの砂糖が含まれているのか、知っておくことも大事です。

こんな食品・調味料は、要注意!

ケチャップ
pixabay

普段何気なく食べている食品や調味料にも実は、たくさん砂糖が入っているので注意が必要です。

  • サラダドレッシング
  • コーンフレークなどのシリアル
  • 味付きヨーグルト
  • ドライフルーツ(砂糖つきのもの)
  • ケチャップ(トマトソース)
  • スポーツ飲料
  • 缶コーヒーやペットボトルのアイスティー
  • ジャムやピーナッツバター
  • スムージーやカクテル

など、こういった食材を頻繁に取らないように気をつけ、代わりに質のよい甘味料として、生ハチミツやココナッツシュガーを料理につかったり、フレッシュなフルーツを適量とるのはいかがでしょう。

実際に、砂糖をやめるために私がやったこと

女性ドレス
pixabay

  1. タンパク質をたっぷり摂る
    質の良い肉や豆類を、これまでより多めに摂る事で腹持ちがよくなり満腹感を得られます。
  2. 脂質を摂る
    バターやココナッツオイルなど良質の油をとることでコクを感じるので満足感が得られます。
  3. 楽しい未来像を描く
    砂糖をやめて、健康的できれいになった自分を思い描きます。着てみたいお洋服や、行ってみたい場所の写真などをいつも見えるところに置いておくとモチベーションも上がり、取り組みやすいです。

また、調理時に工夫をすることも大切です。

砂糖をつかわなくてもおいしく食べる方法

私たちに馴染み深い和食には砂糖をつかうレシピが多いですが、砂糖を使用しなくても、野菜の甘みが出汁やコクとなり、とてもおいしい和食をいただくことができます。

今回は、砂糖なし調理に大活躍!「野菜だし」のつくり方もご紹介します。

砂糖なし調理に◎「野菜だし」のつくり方


photo AC

・普段、捨ててしまっている野菜の皮や芯の部分を用意します。

・人参など根菜類の頭や皮、玉ねぎやニンニクのカサカサした皮、椎茸のじくなどは、料理のたびに容器にまとめて保存し、冷蔵庫で保管します。

・1週間ほどして容器がいっぱいになったら、その野菜クズを煮込んで「野菜だし」をつくります。

・お鍋に野菜クズをいれ、ひたひた程度の水を注ぎ、30〜40分ほど煮込んでください。

・おいしい出汁がでたら、ザルに濾してあげます。

この野菜だしでお味噌汁をつくったり煮込み料理をつくると、インスタントの粉末だしよりもずっとずっとおいしい料理が出来上がります。その滋養深い甘さに、きっとみなさんびっくりすることでしょう。

出来上がった「野菜だし」は、麦茶などを入れるためのガラス容器や空きボトルなどにうつし、冷蔵保存で3日~5日ほど日持ちします。

お味噌汁が飲みたい!と思ったときに、手軽に本格的なお味噌汁がつくれます。
今日の夕食はぜひ、砂糖を全くつかわないレシピで試してみてはいかがですか。
 
 
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体質改善オーガニック料理研究家 楳村郁子
子どもの頃からアレルギー体質で、30年間ステロイドを使い続けていた。40代で、ステロイドでは治らない重度のアトピーと本気で向き合おうと決意。
食生活を見直し、自然療法を日常的に取り入れ、薬を使わずに綺麗な肌と健康な体を取り戻す。
自宅・オンラインにて薬を使わずに体質改善するための食生活を伝授している。

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