花粉症対策

Aroma & Herbs 植物療法

大人も子どもも、どうしてる花粉症対策?!おすすめハーブと食事はこれ!


この時期猛威をふるう「花粉症」。今回はその対策策として、おすすめのハーブと食べ物をご紹介します。

本来ならば、3ヵ月~1年前に開始する早めの対策、準備がおすすめです。

ですが、すでに猛威を振るい始めている時期。少しでも症状が緩和するよう願って取り入れていただたらと思います。

そして、まもなくすると最もスギ花粉が飛散するとき。そのあとは、イネやヒノキとつぎつぎに辛い時期がやってきます。

去年より今年の方が量も多いことが予測されているため、これまで花粉症が気にならなかったという方も注意が必要です。

そもそも花粉ってなに?

杉花粉
pixabay

2月~3月にかけてはスギ、4月~6月にかけてはヒノキ、シラカバが4~6月、イネが4月~8月、ブタクサが8月~10月といったように年中、花粉が飛散しています。

これらの植物の花の性は単性花といわれるもので、一つの花の中に雄しべまたは、雌しべしか持たず、開花時期になると一つの植物で雄花(おばな)と雌花(めばな)を咲かせる雌雄同株(シュウドウシュ)といわれています。

枝のさきにぎっしりと花粉がついているのが雄花で、晴れた日に雄しべにある「葯(やく)」と呼ばれる花粉の袋が乾燥し破れ、中から花粉が飛び出し、風にのって飛散します。

この時期になると一つの雄しべには、約40万個の花粉が付くといわれているため、一つの植物から大量の花粉が飛散します。それを雌しべをもつ雌花が受粉し、子孫を残します。

また、スギやヒノキに関しては、樹齢30年を超えると花粉の量が増すといわれています。

受粉は植物の子孫繁栄に必要なプロセス

杉花粉2
pixabay

受粉の時期、粘液を分泌している雌花の先端にある「腺毛」へ付着して、水分を含み破れながら雌花の内部へゆっくりと取り込まれます。

その花粉の中には精細胞があり、雌花の卵細胞と受精しやがて発芽して子孫を残していくことになります。

これらの構成源はすべて私たちには異種のタンパク成分になります。

なるべく避けたい花粉ですが、一方でそれは植物が生きていくための大事なプロセスなのです。

人には異物。付着するとアレルゲンに!

花粉症女性
photo AC

植物の生態系から考えると受粉は植物が子孫を残していくためにとても大切なプロセスです。植物の自然ないとなみであり、決して悪者ではないのですが、私たちにとっては異種のタンパク成分でもあります。

私たちがアレルギーを起こす源(もと)は、すべてタンパク質の反応で起こります。

同じ粘液をもつ私たちの口や鼻や喉の粘膜から入り込むと花粉の袋が破れ、異種のタンパク成分が粘膜にとけだし、アレルゲンとして認識しはじめ、それを拒否するために粘膜内にあるヒスタミンなどの化学物質が神経や毛細血管を刺激することで症状が起こります。

くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、目のかゆみ、喉のイガイガ、皮膚のかゆみ等、ご存じのとおりです。

最近は薬も多数あるため、専門家や医師の指導のもと、必要に応じて取り入れるとよいと思います。

対策する際に大切なことは、本来あるべき身体にシフトして、自然と共生できる体質をつくることなのです。

食事を見直し、メディカルハーブを活用しよう!

食べ物
pixabay

発症するとあっという間に辛い症状に悩まされる花粉症。早めの対処が必要です。

そのために、私自身が食事の改善やハーブ療法でおすすめしていることをまとめてみました。とても簡単なことなので、手軽に取り入れることができます。

ただし、いくつもの原因で花粉症が悪化している場合は、該当しないこともあるのでご注意ください。

また、あまりにも症状が重い方は、医師へ受診し、原因を特定、薬を服用することもさらなる悪化を防ぐために大切です。

薬以外にも減感作療法もあるため、必要に応じて専門家のもと取り入れてみてください。

「花粉症対策」食生活での注意点

砂糖ケーキ
pixabay

・お砂糖の入った甘いお菓子は避ける
毛細血管が刺激を受けやすくなります。

・飲酒は極力避ける
お酒を分解する時に必要なアセトルデヒドがヒスタミンを放出しやすくします。

・スパイスなどの香辛料は避ける
毛細血管が刺激されます。とくに唐辛子系。いくら免疫によいハーブがあるとしても症状が出ているときには要注意です。

・質の悪い油は避ける
皮膚粘膜が弱くなりやすく注意が必要。 

・マーガリン、酸化した揚げ物、コンビニの揚げ物などは避ける。

この時期、とくにおすすめの脂質

油
pixabay

亜麻仁油・エゴマ・魚油、インカインチオイル(グリーンナッツ油)などのn-3系多価不飽和脂肪酸の摂取です。

加熱は出来ませんが、毎日欠かさず1日5㎖を飲むか、あるいは、サラダや常温の料理にかけて食べましょう。

抗アレルギー作用もあり、肌のかさつきや粘膜も守ってくれます。

加熱する場合は、バターやラードは高温に強く酸化しにくいためおすすめですが、摂り過ぎに注意しましょう。

良質のタンパク質もほどほどに

肉
pixabay

肉や魚はもちろん必要なたんぱく質。ただし摂り過ぎるとタンパク質がアレルゲンとして反応するため、免疫が過剰に働くことがあります。

肉料理なら皮のない鳥のムネ肉や白身の魚、豆製品にアレルギーがない方は、大豆加工食品の豆腐や納豆、テンペ、高野豆腐などを積極的に摂取するなど、動物性と植物性たんぱく質を両方摂取してください。

栄養素のバランスに優れ、食物繊維も多い全粒穀物を取り入れる

身体がアレルギー反応を起こす時には、かなりの栄養素を消費します。

アレルギー反応を起こしそうになっても、日常的に身体のバランスを整え、中庸に戻せる身体づくりをしておくことが重要です。

玄米や鎮静作用をもつギャバ含有量の多い発芽玄米、タンニン成分も豊富な赤米や毛細血管を守るアントシアニンを豊富に含む黒米がおすすめ。赤米や黒米は、玄米や発芽玄米に1割程度入れて炊いたものを取り入れましょう。

黒米はもち米でもあるので、糖を気にされる方は、食品成分表などで確認して使用してくださいね。

食物繊維は消化管で花粉を吸着し、小腸の吸着器官に取り込まれる前に排泄することができます。

花粉の季節の調理法

塩
pixabay

この時期、できるだけ油や砂糖はつかわず、昆布出汁やしいたけ出汁で野菜と一緒に煮る、蒸す、自然塩で味をととのえるなど、可能な限りシンプルな調理を心がけましょう。

油や、砂糖、香辛料などの調味料が多く含まれると、花粉で弱った粘膜が刺激を受けてしまい、症状が出やすくなってしまいます。

野菜からミネラルやビタミンをしっかりとりましょう

野菜
pixabay

とくに、亜鉛の摂取が低下するとは免疫力が低下してしまいます。

私自身も免疫力低下を防ぐため、ハーブティーはもちろんのこと、ビタミン・亜鉛をしっかり摂れるマルチビタミン・ミネラルのサプリメントは毎日補充しています。

コーヒー、紅茶、タバコなども刺激されやすくなります

コーヒー
pixabay

コーヒー、紅茶、タバコなどの嗜好品も粘膜や毛細血管が刺激されやすくなりますので注意が必要です。

おすすめのハーブティー

ハーブティー画像
photo AC

エルダーフラワー、ネトル、ローズヒップ、リンデン

フラボノイドが豊富でとくに、エルダーフラワー、リンデンが含有するルチンという種類のフラボノイドは毛細血管を強化する働きがあるとされています。

私の場合、エルダーフラワーティーを飲用すると鼻水が30分程度で気にならなくなります。

ダンディライオン(タンポポ根)、ミルクシスル

ダンディライオン(タンポポ根)、ミルクシスルなど強肝作用の期待できるハーブもおすすめです。

花粉は身体にとっては異物です。これ以上体内に入ってこないように免疫が働いて症状が勃発するわけですが、入り込んだものを解毒し排泄するのは肝臓です。

強肝作用をもち、働きをサポートするタラキサシンという苦味成分を持つダンディライオン、肝細胞の保護作用のあるミルクシスルのシリマリンがやさしく作用するといわれています。

入った花粉を排泄する力を働かせましょう。

まずはどれから?と迷う方には、エルダーフラワー、ネトル、ダンディライオンがおすすめです。これらのハーブはドイツでも春先のアレルギー予防に使
用されているメディカルハーブです。

1種類でもよいですが、できれば3種のブレンドがおすすめです。

ハーブティーの飲み方

ハーブティー
pixabay

エルダーフラワー、ネトル、ダンディライオン、のブレンドティーをつくりましょう。

ティーポット、あるいは茶こし付きティーカップに茶葉(ハーブ)2~3g(各1つまみ)を入れ、180~200㏄のお湯を入れて抽出して飲用してください。

600mlのティーボトルを準備し、朝ハーブティーをつくったら、まずはカップ1杯飲みます。残りはボトルに入れて持ち歩き、どこでも飲めるようにしておくと、身体の調子に合わせて飲むことができます。

1日のおすすめの量は600~800ml、カップにすると3~4杯のハーブティーを朝、昼、夜、就寝前にゆっくりと味わうように飲用してください。

市販のハーブティーはお湯に浸す時間は3分ほどと記載されてますが、身体に作用させやすくするため、花や葉は5分~10分、種子や根は10分程度抽出した濃いものを味わって飲みましょう。

子どもの花粉症対策どうしてる?!子どもにもおすすめハーブティー

花粉症子ども
photo AC

花粉症で辛い思いをしている子どもたちも大勢います。そんなとき、もちろん子どももハーブティーを飲用して欲しいところ。

西洋では、普通に飲まれていますが、ハーブの香りや味が飲みにくいと感じるお子さんもいらっしゃいます。

ハーブが苦手なお子さまには、薄めに抽出する麦茶など子どもたちが好きなお茶とブレンドして飲ませてあげるなど工夫するのがいいでしょう。

ただし、麦茶は、身体を冷やす作用があるため、キンキンに冷えたものを飲む、がぶ飲みするのは今の季節は控えた方がよいです。

また、「カフェイン」が多い飲み物や「苦み」のあるお茶(飲み物)とブレンドするのも避けましょう。

子ども用ハーブの量の目安はどのくらい?

お茶
pixabay

子どもにハーブティーをつくるとき、何歳からなら飲ませていいのか、目安のハーブの量はどのくらいなのかと気になります。

海外では、1歳を過ぎたころからハーブティーを飲ませているようです。1歳以下のお子さまは、必ず専門家の指示のもと取り入れてください。

また、授乳中のママがハーブティーを飲む場合も控えた方がよいもの(禁忌・禁止ハーブ)があるため、専門家の指示にしたがってください。

・1歳~3歳までの子どもの場合、茶葉(ハーブ)の量 大人の1/6の量
・3歳~6歳ぐらいまで、茶葉(ハーブ)の量 大人の1/3の量
・6歳~15歳ぐらいまで、茶葉(ハーブ)の量 大人の1/2の量
(体格が大人並みの場合は同量)

を目安に、200㎖のお湯でハーブティーをつくり飲ませてみてください。(大人のハーブの量は、上記ハーブティーの飲み方を参考にしてください。)

今回、先述で花粉症対策としておすすめしているハーブは飲用が可能です。

子どもにハーブを用いる際注意が必要な成分もありますが、お茶として抽出される成分は比較的安全性の高いものが多いため、こちらのハーブは安心して飲むことができます。

ハーブティー
pixabay

一般的に出回っているハーブで、子どもやご高齢の方、睡眠が不安定な方に摂取に気をつけていただきたい成分はカフェイン。それを含有するハーブは「マテ」です。

不安を感じるときは、専門家のアドバイスを取り入れ、子どもにおすすめのハーブをお試しください。

花粉症対策にお勧めのハーブと食事 まとめ

今回は、花粉症対策として基本的なものをご紹介しました。

大人も子どもも、食事も出来ることから取り入れてみてください。普段の食生活、ライフスタイルを見直し、まずは、お砂糖とアルコールをひかえるだけでも効果が期待できます。

多面的に身体に入れるもの、五感で自分によいと感じるものを活用し、本来あるべき体質に戻れるよう自然の恩恵を充分に受けてください。

気がついたら、症状が軽くなっていることを感じていただけると思います。
 
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健康ライフコーディネーター 柳樂 いづみ
幸せの近道!心と身体を楽しく変える健康ライフコーディネーター、泉メディカルハーブアカデミー主宰
東京・南麻布にて細胞レベルから美しく!をコンセプトに幸せになるためのツール・ハーバルセラピスト講座や料理教室を中心とした講座を開講。ヘルシーライフコーディ―ネーターとしても、未病の方々への体調不良の改善に貢献。その数は15年で延べ10,000名を超える。企業の依頼にて講演やセミナーでも活躍中。

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